
SEOって何?
SEOとは、検索エンジン最適化のことです。英語の頭文字 Search Engine Optimization をとって SEOといいます。
私が最近WordPressで作成した簡単なホームページで説明します。
①左に「広告」と表示されているのがリスティング広告です。一回クリックを押すと広告料が広告掲載者にかかります。
この広告が4つあり、その下からSEOと言って広告費がかからない箇所になります。
③この画面では、SEOのトップは私が作成したホームページになります。
本当にその表示位置が正しいのかツールを使って検証したのがその下の表です。


SEOは、目的をもっている人が検索キーワードを使って探すので、とても質の高いユーザーを呼び込むことができます。
ここに設置しておくだけで24時間営業をしてくれます。
検索エンジンはグーグル
みなさん、検索エンジンって聞いたことはありますか?
簡単に言うと、キーワードと関連性の高いサイトを探してくれるシステムのことです。
例えば、検索窓にキーワードを入れて検索ボタンを押すと、目的のサイトが表示されます。その仕組みのことです。
もともと、このエンジンは、GoogleとYahooが別々に持っていて使っていましたが、現在はGoogleの検索エンジンに統一されています。
他にも検索エンジンはありますが、この2つのエンジンで日本のシェアの90%以上を占めているので、2つだけを意識していればよく、YahooがGoogleのエンジンを使っているのを考えると、Googleを意識すれば良いということになります。
この表は私が使っているサイトのアナリティクスのものです。
この表からわかることは、google/organic 検索 つまり、広告以外から検索してきたSEOからの流入が多いということです。

SEOに強いワードプレスでSEO対策をすると、少しずつ効果が表れて自分の商品が売れることになります。つまり、SEOは24時間休みなく働く優秀な営業マンということになります。
この表は、2020年の検索順位別のクリック率を表したものです。

1位表示されると30%近くの人がアクセスしてくれます。
この1位になるには、キーワードによってリスティング広告で表示されることが多いと思いますが、そうでない場合もあります。
上記の「塾コンサルティング」では、1位から4位までがリスティング広告、5位からがSEOでした。この表でみると7パーセントが検索をしています。
広告費をかけずに検索から流入するのですから、この流入経路を多く作っておけば良いということになります。
WordPressでは、1ページに一つ以上のキーワードを設定することができるので、広告費をかけずにより多くのアクセスを生むことができます。
SEOのメリット
①広告宣伝費がかからず無料で掲載できる
一度上位表示ができると少しの手直しで半永久的に上位表示できる
③検索で求めてきているのでユーザーの質が高い
検索してきた人の中には、広告を避ける人が一定数いるのでSEOの効果がある

SEOのデメリット
①SEO対策の施策が必要
②リスティング広告はすぐにアップできるがSEOは少し時間がかかる
グーグルが求めているものを理解する
サイトの評価はGoogleがしています。
私たちは、検索エンジンの仕組みとグーグルの評価を理解して、Googleの評価が得られる施策をする必要があります。
そうすることでサイトを上位表示させることができます。
グーグルはサイトに対して「10の事実」と「E-A-T」を重視しています。
10の事実を理解する
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
遅いより速いほうがいい。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
5.情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6. 悪事を働かなくてもお金は稼げる
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
7. 世の中にはまだまだ情報があふれている。
9. スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10. 「すばらしい」では足りない。
Googleが掲げる10の事実
E-A-Tを理解する
「E-A-T」とは?
1. Expertise(専門性)
2. Authoritativeness(権威性)
3. Trustworthiness(信頼性)
1 専門性
サイト全体が一つの専門性をもって構成されているかということです。
例えば、そのサイトが塾コンサルティングの分野に特化したものだと評価されやすいということです。
2. 権威性
政府機関や研究機関が発信されるコンテンツはその分野で権威のあるサイトであると評価されます。
それらのホームページは必ず上位表示されます。
3. 信頼性
サイトの中身(コンテンツ)が作者のオリジナルであり、作者が明らかにされていることが評価につながります。
サイトの中身をその専門家が書いた場合は、高く評価されます。
googleのGoogle General Guidelines (検索品質評価ガイドライン)
これらの2つのGoogleの考え方から、
①読者の目的に合った質の高い記事を提供している
②Googleに対してGoogleっが求めている構成がしっかり作られている
という2点が重要になります。
ユーザビリティとユーザーファーストをしっかり押さえて記事を書いていきましょう。
SEOの具体的な施策
私が施策してきた施策は以下のようなものです。
①読者に向けての施策
検索キーワードで探しているタイトルと記事内容を一致させる
表示された広告文が相手の探していたものを表したキャッチコピーにする
②Googleに向けての施策
コンテンツを適切に構成する
メタタグに必要な情報を書く
プラグインを使ってGoogleに情報をもっていきやすくする
タイトルと記事内容を一致させる

キーワードで「数学勉強」を選び、「数学成績を上げる方法」と「数学大人勉強」
について記事を書くとします。
その記事内容は、
①数学成績を上げる方法
ターゲットを中学3年生 数学の成績が平均点以下 とします
➡現在学校で学習している内容と関係している単元を含めて次の定期試験で得点が取れる勉強法を書きます
②数学大人勉強
ターゲットを30代数学をもう一度やり直したい人、中学数学からと決めます
もう一度やり直す中学1年からの基礎数学・中学2年生からの基礎数学・中学3年生からの基礎数学について書きます
この場合、内容が広いので書籍の紹介でも良いと思います
このように検索キーワードに対してターゲットを絞って、「記事を書く」または「書籍を紹介する記事」を書くと記事が書きやすくなります。
また、検索ボリュームが多くないのでSEOで上位を取りやすいのです。
※検索ボリュームが1万~になると競合も激しく上位が取りずらくなります。
広告文はどのように書けばよいのか?
もし、あなたが幼稚園の園長だとします。子どもたちのイベントでポップコーンをレンタルしたいと考えます。以下の広告文を読んでどれを選びますか?

そうですよね。「専門店 全国往復送料無料 ディズニーランドのような… 年間利用者数・保有台数は業界No.1」に目がいきますよね。
このように、広告文はユーザーがクリックする重要なファクターなのです。
記事タイトルについてまとめました。
①検索キーワードを入れる 例 ポップコーンレンタル
②実績を書く 例 ディズニーランドのような… 年間利用者数・保有台数は業界No.1
③権威性・安心を付ける 例 専門店
④特典を書く 例 全国往復送料無料
⑤数字を入れる 例 業界No.1
⑥創造できるキーワード入れる 例 ディズニーランドのような味と香りの~
⑦具体例を書く 学園祭・バザー~
飛んでいく先のホームページも重要です
このように広告文は、ユーザーが求めているものをわかりやすく具体的に書くことが必要です。
Google向けの構築方法とは?
WordPressでは、SEOの施策向けにある程度の対策がなされています。
有料版はさらに高度なSEO対策が施策されていますが、まずは、無料版で行います。
初めに、WordPressの記事の下にキーワードと説明文を入れます。

次にWordPressのプラグインから「XML Sitemap」を入れます。

登録しておくだけでGoogleのロボットが回ってきやすくなります。
一番大切なこと
なんといっても、読者の目的に合った読みやすい記事を書くことが一番大切です。
記事を書くことに慣れていない場合は、どう書けばよいかわからないことも多くあると思います。
私はチラシ、ホームページ、ブログの記事をたくさん書いてきましたが、どんのようしてに書いているのかお伝えします。
①一人の相手に対して書く
②小学5年生でもわかる言葉で書く
③相手がわかるかどうかを常に考えて書く
④何度も読み返してわかりにくい表現があれば修正する
⑤文をできるだけ短く書く
こんなことに気を付けて書いています
SEOも施策すればきりがありませんが、まずはできるところを確実に実行しましょう。
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでもお役にたてばうれしいです。